2020/08/14 10:03
![](https://base-ec2if.akamaized.net/c/f=jpg/images/user/blog/c41f3de9f98144923ca2c8ed43f2079516f5e9f2/blog/3a61bec3ecb398bcb4d2aa05466884b7.jpg)
こんにちは。
職人兼BASE担当のヨシウラです。
僕もキャンプやアウトドアが好きなので、この度、自分用に、自分が欲しいと思うキャンプ用の包丁を作りました。
キャンプ包丁『美山150㎜』と『美山サヤスタンド』のセットです(現在セット販売は終了しております ハンドルの色味が変更されています)。
ご注文はこちらから
![](https://base-ec2if.akamaized.net/w=2048,a=0,q=90,u=0/images/user/blog/1021702/blog/9fd86af46eea31be612c2d4927dd2007.jpg)
まず、包丁の特徴としては、
刃渡り15㎝と短めに抑えながらもアールのついた刃により、肉、魚、野菜など幅広い材料に対して使用できます。
![](https://base-ec2if.akamaized.net/w=2048,a=0,q=90,u=0/images/user/blog/1021702/blog/5d7bdec4b2ec30e5f64db806697cd1bd.jpg)
ペティナイフやアウトドアナイフのような細身の刃より幅があり、まな板に指がつかえず、刻み作業がしやすいです。
また、アゴ(刃の根元)部分をあえて厚くしてあるので、魚の骨なども切ることができます。釣ってきた魚をその場で三枚おろしにしたりする事もできます。
さすがに鯛などの骨が硬い魚は厳しいですが…
また錆びにくいので、すぐに洗ったり拭いたりしにくいアウトドア環境には最適です。
高級包丁にも使われる刃物鋼を使用していますので、切れ味がとても長持ちします。
柄の部分は圧縮材を使用しているため、すごく丈夫です。
あえてランダムに柄を削り、滑りにくく手になじみやすい作りにしました。 手作業で削っているため、削り具合がひとつひとつ違います。
![](https://base-ec2if.akamaized.net/w=2048,a=0,q=90,u=0/images/user/blog/1021702/blog/a8c829e9699f497288b844ea2cdb4cb6.jpg)
この包丁、キャンプだけで使うのはもったいないですよ。
小さい割には本当に使いやすくて、最近は家のキッチンでも愛用していますが、よほど大きな物を切る時以外は不満はありません。
年に数回のアウトドアだけに使うとしたら、すこしお高い気もしますが、お家でも日常的に使えば、全然高い買い物ではないと思います。
![](https://base-ec2if.akamaized.net/c/f=jpg/images/user/blog/c41f3de9f98144923ca2c8ed43f2079516f5e9f2/blog/4a9a0fad98e098c9350540c6657444ae.jpg)
そして、この包丁に合わせて開発したのが、サヤにもなり、包丁スタンドにもなる「美山サヤスタンド」です。
![](https://base-ec2if.akamaized.net/w=2048,a=0,q=90,u=0/images/user/blog/1021702/blog/ee5173cb0c1216587ae4ecc96e0b98f6.jpg)
材料はケヤキで出来ています
移動時にはネジを締めて、しっかりと鞘に収納できます。
![](https://base-ec2if.akamaized.net/c/f=jpg/images/user/blog/c41f3de9f98144923ca2c8ed43f2079516f5e9f2/blog/bc8615826de9604f4209259b1af2b5f9.jpg)
そしてフィールドでの使用時には下部の蝶ボルトを緩めて、上部の蝶ナット締めると包丁スタンドに早変わりします。
![](https://base-ec2if.akamaized.net/c/f=jpg/images/user/blog/c41f3de9f98144923ca2c8ed43f2079516f5e9f2/blog/b3c2167c0cb40e88c1455713a4378be2.jpg)
一般的なキャンプ用包丁のサヤとは違い、簡単に分解できるのでサヤ内部も洗えて衛生的です。
![](https://base-ec2if.akamaized.net/w=2048,a=0,q=90,u=0/images/user/blog/1021702/blog/f19a87bcdb7a9ef749faa5923f08a4aa.jpg)
調理途中に一時的に濡れたままスタンドに収納しても大丈夫です。
ただ、長時間使用しない時は洗って乾かしてから収納してください。
このサヤスタンドは、木工家さん(父なんですが)と組んで作り上げました。
途中、何度も話し合い、何個も試作品を作り、最終的に僕の頭の中にあるイメージをカタチにしてくれました。
この父子の合作をよろしければ、お試しください!
ご注文はこちらから